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【怖い話】私の周りで起こっている怪現象が近所の怪しげな「祈祷師」の仕業

 

最近私の周りで起こっている怪現象に、怯える日々を過ごしていました。

どんな現象かというと、私が朝学校へ向かう時、必ず同じ場所で黒い猫が私の前を横切るのです。

 

それは、3丁目のタバコ屋の角で、昔はお婆さんがたばこを売っていたのですが、去年の暮れに亡くなって以来、シャッターが下りていて、店舗は無人で不動産屋の張り紙が貼られて、売りに出されているところです。

黒猫を見るたびに、そこにいたお婆さんが成仏できずに化身したのではないかと考えてしまうのです。
もちろん、怪現象はそれだけではありません。学校の帰りに薄暗くそれだけで不気味な神社の前を通るのですが、風のいたずらなのか大鈴がカランカランと鳴るのです。毎日私が通る度に鳴るなんて、不思議でなりません。

そんな事が続いていたので、友人に相談したところ、近所に祈祷師が住んでいるから、相談してみたらいいよと勧めてくれました。
私は、祈祷師が近所に住んでいる事は知らなかったし、何だか怪しげで、相談に行く事も躊躇しました。

 

けれど、さらに追い打ちをかけるように、怪現象は増えていきました。
学校生活の中でも、可笑しなことが起こり始めたのです。それはただの風のようにも思えるのですが、明らかにそれには意思がある感じるものでした。
国語の授業を受けていると、窓際の私の席に、外から一枚の葉っぱが舞い込んできた。

それは机の上に上手く乗り、表に文字が書かれていたのです。『私に気づいていますか?』と意味深な言葉に、私はぞっとしました。
いったい誰がこんな事をしたのだろうか? 考えもつかないが、ただただ、怖いと思うだけでした。
その葉っぱを友人に見せたところ、やっぱり祈祷師にお祓いをしてもらうのがいいと言われました。

けれど、友人も祈祷師の事に詳しくはなく、どこに住んでいるのかが良く分からないと言った。
その日の帰りに、友人と一緒に祈祷師が住んでいると思われるあたりで、それらしい看板を探した。けれど、見つからない、どうしたものかと考えていた時、塀の上にいたカラスが鳴いた。それはちょっと奇妙な鳴き方だった。

『ガラガラ』と嗄れ声に思わず見上げると、片方だけ羽を広げ、まるで方角を指すように示した。

 
「あっちってことね」
友人がそれを真に受け、進むと、鬱蒼と生い茂る木々に囲まれた、怪しげな家があった。
「きっとあそこよ」といい、玄関へ向かうと、その戸がガラガラと音を立てて開いた。自動ドアなわけがない、中から誰かが開けた形跡もない。
「やっぱり、帰ろうか?」私が恐る恐る言うと、友人は首を横に振り、中へと入って行った。
「すみません」と声をかけると、中から
「どうぞお入り下さい」
と中年男性の声がした。私と友人は顔を見合わせ、奥へと入ると、
「よく来て下さいました。さあ、怖がらないでください。私は祈祷師と言われていますが、まあ、本当の事を言うと、呪術師です。

あっ、怖がらないで。君たちみたいな女学生じゃないと、僕の事を信じてもらえないからね。商売にもならないよ。

そこで、君にちょっと協力してもらいたくてね、怖がらせてしまってごめんね。

 

黒猫も、神社の鈴も、その葉っぱも僕の仕業さ。興味があるだろう? こういう事が出来るなんてすごいと思うだろう?

それを宣伝してほしいんだ。お願いします」
と頭を下げてきた。こんなに私が怖い思いをしたというのに、こんな事を頼みたくてやったとは大人としてどうかしていると思う。
「いいえ、きっぱりお断りします! この変態野郎! 二度と私に変な事をしないで! 今度やったら、ボッコボコにしてやる!!」
拳を突き出して、怒鳴りつけると、友人の手を引いてその家を後にした。

 

 


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