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【怪談】林の中の「おきあがりこぼし」の中には死体がある【実体験】

昔から、いろんなものに影響されやすい友人がいまして、そのときはその彼がネットで見た怖い話にハマっている最中でした。

 
そもそも、ネット上に溢れる都市伝説や怖い話をオススメしたのが私だったということもあって、そんな彼が「肝試し行こうぜ」と私を誘うのも当たり前の話でした。

 
さて、ではどこに行こうかという段になって、突発的な肝試しだから近場で済ませようという話にまとまり、私の家から歩いて5分くらいのところにある小さな林の中でも、行ってみようということになりました。

 

 

私が林の中で見たもの

その林は小さい頃、その友人とカブトムシやセミなどを取りに遊びに行ったことがありましたが、小学校を卒業した辺りからは自然とそういった遊びからも離れるようになり、全く近づきもしなくなった場所でした。

 
林自体の広さもそれほどなく、足を踏み入れた時点で林の向こうの家の塀が見えるほどの小規模なものです。

 
ですから、友人と思い出話をしながら肝試しの雰囲気も糞もない足取りで歩いていたのですが、林の奥の方に妙なものがあるのを見つけたとき、ピタリと会話が止まりました。

 
近づいてみると、それが緑色をした犬のようなキャラクターが描かれたおきあがりこぼしでした。
おきあがりこぼしという名称が正しいかはわからないのですが、小さな頃、サンドバッグのようにして遊んでいた空気と重りで倒しても倒しても起き上がってくる幼児用のおもちゃに見えました。

 
私が近づいて倒してみると、予想通りその人形は地面に頭をつけたあと元の位置まで戻ってきました。
友人がそれを見て、変なテンションになったのかその人形に向けて身体ごと体当たりをしました。

 
すると、人形と一緒に倒れ込んだ友人が一瞬でビクリと身を引きました。

 

 

おきあがりこぼしの中身

友人がのしかかった衝撃からか、それとも木の枝でも刺さったのかわかりませんが、人形からは空気の抜けるような音が聞こえました。

 
友人の顔を見るとすっかり青ざめていて、事情を聞くと一言こうつぶやきました。
「中に人がいる」
その言葉を鵜呑みにしたわけではありませんが、友人の表情が深刻なものだったので私も背筋に寒気が走るのを感じました。

 
人形に目を戻すと、次第に空気が抜けていく人形が、ただぺちゃんこになるのではなく、確かに何かの形を象るように萎んでいくように見えました。

 
友人が後ずさる音を聞いて、私もその場から走り出しました。

 
結局、その日はもう林には近づかず、翌日私が確かめに行ってみると、まだその人形は林の中に残ったままでした。

 
恐る恐る、私はその人形の中身を外側から触ることで確認しようとしました。
初めは硬い木かなにかが入っているように思えたのですが、友人の話を聞くと確かにその一部一部で人の肌のような弾力を感じるようにも思えました。

 
見る限り、その人形には昨日空いた穴以外どこにも隙間は見られません。
どうやってこの中身が人形の中に入ったのか想像もつきませんでした。

 
そんな不思議な事がいくつも重なったせいで私の頭はパニックになり、人形を切り裂いて中身を確認する勇気は湧きませんでした。

 
数日してからまた林の中に行ってみると、すでに人形の姿は消え失せていて、永久にあの中身を確認することはできなくなってしまいました。

 
「中身が人間ではない」と、あの時に勇気を振り絞って確認しておけばよかったと今でも後悔しています。

 
死体の入ったおきあがりこぼしのイメージがしばらくの間、頭にこびりついてすっきり寝付けない日々が続きそうです。

 


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