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関西の高校に転校してきたY子が入院し憑依された話【霊・こっくり】

怖い話が好きな転校生Y子

現在20代後半になる私は、10代の頃は関西地方に住んでいました。
丁度高校生1年生、16歳の頃に私のクラスに引っ越したきたのが、Y子という女の子です。

 
Y子はちょっと変わった子で、怖い話やホラー映画が大好きな子でした。
私は怖い話や幽霊は信じていなかったので、喜々として語るY子の事も話半分に聞いていたのです。

 

 

Y子と心霊スポット大泉緑地へ行く事に

Y子は怪談話が好きなだけで悪い子ではないのと、私と帰り道が同じという事でよく一緒に帰っていました。

 
そんな時にどこから聞いたのか、「この辺にも心霊スポットがあるんでしょ?」と言ってきたのです。
Y子が言っていたのは「大泉緑地」の事で、ここは昔から噴水の近くの雑木林には、首つり幽霊が出ると噂がありました。

 

 

夜に肝試しに行く人もいるようですが、私は興味が無かったのでその場では「そうなんだ」と答えただけでした。

 
でも、後日Y子から「丁度夏休みだし、大泉緑地に肝試しに行こう」と言われました。

 
「絶対出ないでしょ」と断ったのですが、他にも何人か来るし、出なくてもその後遊びに行けばいいじゃんと誘われ渋々行く事にしたのです。

 

1度目のこっくりさんは失敗しました

集まったのは私、Y子、そして同じクラスのR子とU子の4人です。
いつも話している友達でワイワイと大泉緑地へ行ったのですが、夕方18時頃という事で外はまだ明るく、そこまで怖い感じもありませんでした。

 
まだ他にも公園に遊びに来ている人がいますし、雑木林へ行っても特に変な感じもしないのです。
しかしそこでY子が鞄からある物を取り出しました。

 

R子が「何それ?」と言うとY子は「こっくりさんをしよう」と言ったのです。

 
完全に真っ暗になる前に公園に来たのはこのためだったのかと思いつつ、R子もU子も楽しそうにしているので1人だけ嫌だとは言えませんでした。

 
やった事はなくてもテレビ等でやり方は知っていたので、紙を地面に置いてその上に10円玉を置き、その10円玉に4人で人差し指を乗せました。

 

Y子が「こっくりさんこっくりさん、おいでになりましたら返事をしてください」と言ったのですが、何も起きません。

 
R子やU子が問いかけても駄目で、2人も飽きてしまったのか「もう止めようよ、ファミレスでも行こう」と言ったのです。

 
Y子もそこまで真剣じゃなかったみたいで、そのまま紙と10円玉を鞄に入れて、皆でファミレスへ行ってその場を去りました。

 

2度目のこっくりさんで起きた異変

1度目のこっくりさんが失敗した1週間後、Y子から「こっくりさんしようよ」とメールがありました。
また?この前失敗したのにと思いつつも、どうしてもと頼んでくるので仕方なく前回と同じく大泉緑地へ出掛けたのです。

 
今回はR子とU子は塾で来れなかったようで、私とY子の2人だけでこっくりさんを行いました。

 

時間は前回と同じく18時頃、しかしこの日は曇っていたからか、いつもよりどんより辺りが暗かった事を覚えています。

 
Y子と私が10円玉の上に人差し指を置いて、Y子が「こっくりさんこっくりさん、おいでになりましたら返事をしてください」と言いました。
するとひゅいっと10円玉が動いて、「き た」と文字を辿ったのです。

 

 

え?と思ってY子を見ると、Y子も唖然とした顔で私を見ていました。
もしかして本物のこっくりさん?とびっくりしていると、10円玉がまた勝手に「お ま え を こ ろ し て や る」と動きました。

 

 

私は絶対に10円玉を動かしていませんし、Y子も恐らくこの様子では動かしていないと思ったのです。
でも10円玉は次々と「は や く し ね」「お な じ め に あ わ せ る」「こ ろ す こ ろ す」と狂ったように動きました。

 

 

そして「いやああ!」とY子が叫んだかと思うとその場に倒れこみ、私も恐怖のあまりに意識を手放してしまいました。

 

意識を失った私とY子

ふと気づけば私は家の自室のベッドにいました。
そして部屋に様子を見に来た母から「公園で倒れているのを公園の管理人さんが見つけた」と言ったのです。

 
そこから警察がきたり救急車がきたり大変だったんだからと怒られました。

Y子も同様に家に帰っているだろうと思ったのですが、母からは「痙攣が止まらなくて、病院にいるみたい」と言われたのです。

 

 

Y子は入院、私は引っ越し

そこから警察に聞き取り調査をされたり、病院で再検査をしたりしました。
事情を知った警察や担任、親からも目いっぱい怒られました。

 
Y子はどうやら体調が良くないようで、夏休みいっぱいは入院するようです。
でも、お見舞いに行ったR子やU子からは青い顔で「もしかしたら、こっくりさんに憑かれたのかもしれない」と言われたのです。

 

どうやらY子は起きると口の端からヨダレを垂らしながら犬のように吠えたり、四つん這いになって歩こうとしたりするようなのです。

 
大人が2人がかりで抑えても撥ね退ける位、強い力があるようで、食事も手づかみ、目もキュッと釣り上がってまるで狐のようだと言われました。

 

私は親と一緒にY子のご両親に会って話をしたのですが、ご両親も「娘はこっくりさんに憑かれたのかも」と疲労していました。

 
母や父が「そんな事はあり得ませんよ」と言っても、「娘さんも除霊をおすすめします」とだけ言っていたのです。

 
両親は気味悪がりながらも、神社へ相談して私に御祈祷を受けさせてくれました。
でも、それから、ちょっとずつ変な出来事が起こっていたのですが、結局はずっと両親に言えないままでした。

 

あれからY子は狂ってしまったようです

夏休みが終ってから、どこから漏れたのか学校はY子の噂で持ち切りでした。
私は皆から「何があったのか」聞かれたのですが、「私も覚えてない」でつき通していました。

 
Y子は結局入院したまま高校を卒業し、その後は閉鎖病棟に入ったとか、そういった噂が流れています。

それから卒業し、大学へと進み、地元を離れた後もアレは続いているのです。

 

私に起こった異変

私は意識を失って倒れる前に見たのは、先に倒れたY子に覆いかぶさるようにしている女の姿でした。
女は私が見ている事に気づくと、ニヤッと笑ったのです。

 

 

それからというもの、どこへ行くにもあの女は私についてきています。
気を失ってから目が覚めて母親と共に部屋に入ってきて、私を覗き込んできた時に「もう逃げられないんだ」と確信しました。

 
高校へ行っても大学へ行っても実家を出ても、どこまでもついてくるのです。

 

何度も除霊をしようと試みましたがその度に「それは祓えない」と断られました。

 
ニヤニヤと顔を覗き込んできたり、時々「お前もこっちへ来い、早く来い」と囁いてくる位ですが、これがいつまで続くのか恐怖感があります。

 
その女の顔が段々とY子に似てきているのも、恐ろしい所なのです。

私はこっくりさんで降霊した女の霊に憑かれてしまったのでしょうか?

 


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