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リサイクルショップの古いタンスに魅了された友人。1か月後に自殺【怖い体験談】

引っ越してきた知人

知人が大阪に引っ越してくる事が決まり、当日は用事で手伝えなかったので後日改めて引越し祝いに行きました。
玄関で出迎えてもらった時、なんだか暗い感覚を感じました。

 

 

なんだろう、と思いテーブルのある部屋まで行くと、暗い感覚が更に強くなりました。
その部屋の奥にもう一つ部屋があったのですが、その部屋がとても気になって仕方がありませんでした。

 

 

引っ越してきたばかりだし、あまり怖がらせることを言ってもな…と思いその日は何も言わずに夕方に知人宅を後にしました。

 

 

古いタンスにまとわりついていた影

 

それから1ヶ月ほどして、そろそろ落ち着いた頃だろうと思い知人に訪ねてもいいかと連絡を入れると、気になることもあるから来てほしいと言われました。
暗い感覚の事を思い出し、やはり何かあるのだろうかと思いながら訪ねました。

家の中に入ると、前回来た時よりも暗さが酷くなっており、息苦しさを感じました。

 
私が黙ったまま奥の部屋の方を見ていると、知人はやっぱりそっちの部屋になにかいるよね?と不安そうに聞いてきました。

何かというか、暗い感じがして息苦しいんだよと言うと、知人はこの数日にあった事を話し出しました。

 

 

ここに引っ越してきてから悪夢ばかりを見ている、息が苦しくなる感覚で目が覚める、誰もいないはずなのに気配があるように感じる、時々勝手に物が落ちる、電気が突然消える時があるなど。

 

 

私は知人に奥の部屋に入るからね、と告げてドアを開けました。
ベッドとタンスがあるだけの部屋なのですが、そのタンスが凄く黒かったんです。
色が黒いのではなくて、黒いモヤがかかっている感じでした。

 

 

このタンス、前から持ってるの?と聞くと、引っ越してきた3日後にリサイクルショップで買ったとのこと。
古いタンスとかは稀にこういう事があるから買うときは注意しないとね、これは処分したほうがいいと告げると、分かったと言ったので取り敢えず安心してその日は帰りました。

 

 

黒いタンスに魅了されたのか手放そうとしない

 

暫くして、全く連絡がないので気になって電話をしてみると出ない。
なんだか嫌な予感がして知人宅に向かいました。

 

 

電気はついていないけれど人の気配はするのでチャイムを押してみる。
数分ほどしてから、やっとドアを開けてくれました。

 

 

電話したんだけど忙しかった?ごめんね、と声をかけたものの知人はどこか上の空でした。
まさかと思い、あのタンスは処分したんだよね?と聞くと、手放したくないと言い出しました。

 

 

なぜなのか、怖がっていたはずでしょうと言っても、怖いんだけど嫌なんだけど手放したくないって思ってしまうんだと少し怒っているように言われました。

ここまで魅了されるようになるなんて珍しい事なのですが、放っておくわけにもいかないので強硬手段として暫く知人宅に泊まり込むことにしました。

 

 

手放すための説得

知人は怖いのは怖いと感じていたようで、泊まることは喜んでくれました。
それでも手放したくないと言い続けます。

 

 

これを手放さないと死ぬかもしれないよ?鏡で顔をみてごらんよ、酷くやつれているし顔色だって土色だよと説得してみるものの、それでも嫌だ手放したくないと言って聞かないのです。

これは仕方ないけれど知人のご両親に連絡をして勝手に捨てさせてもらおうと思い、事情を説明してから知人が家を空けている時間にタンスの中のものを出そうとしました。

 

 

けれどタンスの中には何も入っておらず、それが更に不気味さを感じました。
とにかく早く捨ててしまおう、焼いてもらおうと思い不燃物を回収して焼却場に持って行ってくれる業者に連絡をして取りに来てもらい、無事に運びだされました。

 

 

その日帰ってきた知人はタンスが無いことに気付くと酷く怒り出し、私は家から追い出されてしまいました。
怒られるのは覚悟の上だったので仕方ないと思い、けれどタンスが無くなったということで安心して帰りました。

 

 

戻ってきたタンス

 

一週間もしないうちに知人の母親から電話があり、娘の様子が変だから見に行ってほしいと頼まれました。
知人の実家はとても遠いので簡単には来れないらしく私に電話をしたのだと思います。

 

 

タンスは処分されたのになぜだろうと不思議に思いながら知人宅を訪ねると、やはりやつれて顔色が悪いままの知人が出てきました。

上がらせてもらうね、と言い強引に中に入って奥の部屋へと入ってみると、持って行ってもらったはずのタンスが戻ってきていたのです。

 

 

なんでこれがあるの?どうしたの?と聞いてみると、片っ端から業者に電話をして見つけ出し、救ったのだと言うのです。
ここまでなのか、と頭を抱えてしまいました。

 

 

もう二度とタンスを捨てないで、もし捨てようなんて事をまたやったら殺すよ、と真顔で言う知人は正気ではないと感じました。

知人の親に連絡をし、仕事も行けないほどになっているようで休んでいるからそちらに帰らせた方が良い、その間に確実に処分してしまうと伝えたのですが、なぜか嫌がられてしまいました。

 

 

心配にならないのですか?これはもう燃やしてしまうしか方法はないですよと怒りながら伝えたものの、そんな非科学的な事は信じてないからと言うのです。

 
心配して電話をしてきたはずなのに、なぜ態度が変わってしまったのかは今も分かりませんが協力は出来ないという事でした。

 

霊能仲間に相談するも絶望的だった

 

霊的な依頼を受ける人というのは繋がっている事が多いのですが、私にも数人いました。
知る限りでは1番強いと思っている京都の友人に連絡を入れて詳しく説明をしました。

 

 

しかし友人は、言い難いのだけど…と前置きをしたあと、ため息混じりでこう言いました。

その人、もうダメだから手をひきなさい。

 

 

そんな事出来るわけがない無理だと言うのですが、そのタンスは今までも何人もやってると思うよ、深すぎる。無理に手放させても必ず戻ってくるよそれ。との事でした。

 

 

それでも何とかしたいと頑張っていたのですが、ある日突然知人は黙って引っ越しをしてしまったのです。
もうダメなのか、方法を間違えたのかと知人の両親に電話をしてみるものの、同じく引っ越したことを知らなかったようでした。

 

 

最悪の結果となってしまった

 

ずっと気になっていたものの、ご両親も知人の行方を探そうともせず、また私が警察で捜索願を出そうとしても全くの他人なため受け付けてはくれませんでした。

そして1ヶ月が過ぎた頃、知人の母親から連絡が入りました。
そして酷く怒鳴られました。

 

 

最初は何を言っているのか聞き取れなかったのですが、あなたのせいだ!なぜ救ってくれなかったのかと言っていました。

非協力的だったのになぜ今頃…と思いながらも聞いていると、衝撃的な言葉を言われたのです。

 

 

あなたのせいで娘は自殺をした!

 

 

目の前が真っ暗になるほどに、凄くショックでした。
なぜそれを阻止できなかったのか、なにか助ける方法はあったのではないかと。

京都の友人に電話をして、知人が亡くなったこと、自害だったことを話しました。

 

 

助けられなかった自分を責めているだろうけれど、あれは誰にもどうにも出来なかったことだよ、と言っていました。

それでもやはり、後悔をしています。

 

 

よく、生きてる人間のほうが強いのだから殺されたりはしないと言います。
ただ、生きている人間の心を蝕まれて、本人が自分で自分の命を絶ってしまうという事は、稀にあるのです。

 

 


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