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【怪談】山奥の祖父母の集落で観音様の奥で妹が精神病に【体験談】

私の祖父母は山奥の集落で農家を営んでいました。

 

小さい頃は自然豊かな祖父母の元へ遊びに行くのが楽しみで仕方なかったのですが、あることがきっかけで行くのをためらうようになったのでした。

 
夏休みになると毎年決まって集落の隅にまつられた観音様へ手を合わせに行くのですが、幼い私はこの観音様がいったい何を意味するのか知らずにいました。

 

一見、小山に繋がった苔むした階段と石灯篭は神社を彷彿させるのですが、上に登っていくにつれ異様な空気を放つかのように薄暗く、重く感じるのです。

 

母いわく、母が小さい時はこの観音様の前で友達と遊んだりしていたそうですが、そこから奥には決して行かないようにと祖母に教えられていたそうです。

 

火の玉を見たという母親

母は祖母が言い教えたように私へ忠告しました。

 

「決して観音様の奥には行くんじゃないよ。私が小さい時、あの近くで火の玉をみたことがある。絶対奥には行っちゃいけないからね。」

 
その時初めて、あの場所で感じた異様な空気が気のせいでないことが確信できました。
そして、母からの教えを妹に伝えると、楽しそうじゃないかと私をあの観音様の元へ引っぱっていったです。

 
「ここから先は行かない方がいい。」
私は背の高い雑草で覆われたけもの道に入っていく妹を止めましたが、勇ましく前へ突き進んでいきます。

 

大きな石が無数に・・・

妹に何かあってはいけないと、私はしばらく道なき道を行く妹を追いかけていたのですが、あるところへ到達すると彼女の足がピタッと止まりました。

 
いきなり目の前が開け、ちょうど大人くらいの大きさの石が無数に横たわっているのに気付いたのです。それはまるで誰にも手入れされていない墓を連想させるものでした。

 
今までにない空気を感じた私は妹の手をひっぱり、その場から離れるため精一杯走りました。
それから急に風が強くなり木々を揺らし始めると雨が降りだしました。

 
ずぶ濡れで帰宅した私達に驚いた様子の母へそのことを告げると、ものすごい剣幕で叱られたのを今も覚えています。

 
「あそこは無縁仏の墓があるから入ってはいけないんだ!」

恐らく小さい私達に説明をしても分からないであろうと母は詳しく教えなかったのかもしれません。

 
あれ以来、妹は情緒不安定となることが多々あり現在も、その精神病の治療にあたっています。

 


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